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こんにちは。東京・名古屋に事務所を構える行政書士法人優総合事務所、東優です。
今回は、遺言作成にあたり大変重要な、「付言事項」について解説します。
遺言には、その記載する内容として大きく二つに分けることができます。一つは法律上効力を持たせる為に記載する「法定遺言事項」。もう一つは、法的効力を直接発生させることを目的としない事項を記載する「付言事項」です。
この「付言事項」には、例えば、家族へのメッセージや、葬儀、納骨に関する希望などを記載することになります。
当事務所では、遺言作成のご支援をさせていただくにあたり、この「付言事項」について、必ずといっていいほど文案をご提案させていただいております。というのも付言事項のおかげで、作成した遺言を巡っての紛争が回避され、円満な相続が実現できた事例を多数経験してきたからです。
その理由を考えてみると、付言事項は、法律に縛られることなく、比較的自由に文章を作成できることから、遺言者自身のストレートな想いをメッセージとして関係者に伝えられるということが大きいと思います。別の見方をすれば、付言事項が唯一、遺言者自身のオリジナリティを発揮できる場であるからこそ、これを記載することで、その遺言に、遺言者自身の魂を吹き込むことができるといえるのです。
私は、実務上で遺言作成に関わった後、その遺言者亡き後の遺言執行を行う場面も多々あります。一般的には、四十九日法要等の親族が一堂に会する場で、当該遺言の存在を明らかにすることになるのですが、その場面はやはり重い空気が流れることが常であり、一触即発の緊張感が流れることも少なくありません。そんなとき、私は、遺言書の最終稿に記載されている「付言事項」を遺言者に成り代わって、気持ちを込めて朗読します。そして多くの場合、故人の想いが関係者に受け止められ、故人を偲んで感極まる方も大勢いらっしゃいました。結果として、一触即発の重たい空気は、いつの間にか故人の遺志に想いをはせる、感動と感謝の場面へと一変するのです。
このように、付言事項はそれなりに重要な事項であることがお分かりいただけたかと思います。では、実際に付言事項を書くにあたり、どのようなことに注意すればよいのでしょうか?
まず、付言事項には、家族、関係者への実名を記して、感謝の気持ちを記載すること、そして、なるべく具体的なエピソード等を記載してそのことを伝えることが重要です。
次に、遺言で多少は出てくるであろう不公平感に配慮しながら、なぜそのような遺言になったのか、理由を記載することがポイントです。さらに、自分の生きてきた人生を振り返ってその人生に対する前向きなメッセージが記載できれば理想的です。
そして、家族へのメッセージとともに、自分の葬儀や納骨、献体や臓器提供、さらには遺品処分のあり方など、遺された方が困らないように方向性を示しておくことは非常に有意義です。
このようなポイントを踏まえた「付言事項」を遺言書に盛込むことができれば、貴方の遺言書に魂が吹き込まれ、本当の円満相続が実現できるツールとして光り輝くものになります。
とはいえ、付言事項をいざ書こうと思っても、なかなか筆が進まないもの。当事務所では、貴方のお話をじっくりとお聞きし、遺言事項はもちろんのこと、あなただけのオリジナルの付言事項の文案をご提案させていただきます。初回のご相談は無料ですので、下記までお気軽にお問合せくいださいませ。
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